新 メガネのおにぎり日記

めがねとラーメンと水泳と・・・

平泳ぎの新ルール

ひとかきひとけりの動作中のドルフィンキックのルールが少し変更になったみたいですね。
今まではドルフィンキックをうつタイミングはひとかきひとけりの動作が始まってから、つまりストリームラインの手と手が離れてから打たないといけなかったのが今回のルール改正でストリームラインの姿勢のまま打っても良いということになりました。個人的に今は選手たちにドルフィン強化をしている最中の話でしたが、やはりこれからは全種目に置いて『ドルフィン』は最重要課題となりそうです。はっきり言って短水路なら50mにつきルール上30mもぐれる訳ですからドルフィン最速の人が勝って当然。泳ぎのフォームよりドルフィン動作がより大切だという事がわかるでしょうか?かといって、練習で6割をドルフィンの練習をするかといえば他にも色々することがあるのでできないのが現状。となれば、いかに一回の練習、約2000m〜4000mの中で本気のドルフィンを何回したか、でドルフィンのテクニック、つまりはレース時のスピードに差が出てくるわけですね。今日選手達に壁を蹴ったら必ず3回でいいから本気のドルフィンをしなさいと指示しました。これはこれからも必ず続けてください。続ける人と続けない人、一回の練習で泳ぐ距離が2000mとした場合、本気のドルフィンを3回打つとしたらその日に本気のドルフィンは120回になります。それを続ける人と続けない人の差、考えなくてもわかりますね。
しかし!始めることは簡単です。努力とは、始めることではなく、『続ける事』すなわち継続力の事を言うんだと思います。
ぜひ、選手達にはドルフィン3回ルールを継続していく努力をしてほしいなと思います。絶対に、必ず力になります。速くなります。
ちなみにドルフィン3回ルールは、かの400m個人メドレー世界記録保持者のライアンロクテが行っているものをパクりました笑
でも速さの秘密にはそういう地味な努力の積み重ねもあるんだなぁとしみじみ思いました。おわり