新 メガネのおにぎり日記

めがねとラーメンと水泳と・・・

選手からの質問

今日練習後に選手から、ある質問がありました。明日以降の練習に大きく関わってくる話なのでブログでもお話しようと思います。

質問の内容はこうです。

ペースの練習をしていて200mのペースのつもりで練習していたけど少しタイム的に満足いかなかったので次のセットでタイムを意識して泳いでみたが凄く疲れたのだけど本番ではどんな感じで泳げばいいのか?

という内容でした。

初めのセットの時のように楽に泳げる方が良いけど楽に泳いで出せるスピードが上がるように、数字化するとストローク数は変えずにスピードが速くなればいいよ。

というふうに答えましたが、口で言うと簡単ですがこれが最も難しい所、というよりも普段の積み重ねが一番出てしまう部分だと思います。

ストローク数を変えずにスピードを上げるにはストロークを行うスピードを変えずにストローク長を伸ばせばスピードは上がります。

1ストロークで1秒かけて1m進む人と、同じく1ストロークで1秒かけて1.1m進む人が一緒に50m泳いだら当然後者の方が速く泳げます。そして、この0.1mの差がレースでの優劣の差となります。

ではどうすれば1ストロークでたくさん進めるかというと、はっきり言って十人十色です。

万人に当てはまる正解は無いと思います。

だからこそ普段から自分の泳ぎを気にかける事が大切です。

コーチに言われるがまま考える事をしない選手は自分のベストな(楽に速い)泳ぎ方を見つける事は出来ません。

常にストローク数を数えて自ら心拍数、タイムを計り、最も楽にスピードを出せるストロークテンポとストローク数を見つけましょう。地道な努力と、自分の泳ぎに向き合い試行錯誤する事こそベスト更新の近道です。

そして話が大きく遠回りしましたが、明日からはレース前半のスピードを出して泳ぐ練習を行います。レース後半のペースも頭に入れ、効率的にレース前半のスピードを出せるよう取り組みましょう。その為に今日話した『ストローク』を常に意識し、ベストな泳ぎに磨きをかけていきましょう。


A級大会まで残り日数、あと6日

A級大会まで残り練習回数、あと5回